〒381-2221 長野県長野市川中島町御厨330-2
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妊娠、出産を経てママになったあなたは日々、秒刻みでお子さんのお世話をしていることでしょう。
かつて我が子が乳児・幼児だった頃を思い出してみても、パパである私ですら自分の時間が確保しにくくなり、自分のメンテナンスなんて二の次になっていました。
集中して一つのことをやるには、ある程度まとまった時間が必要ですが、「お腹がすいた」「おむつ交換してほしい」「抱っこして」と言葉にできなくて泣き声でママを呼ぶお子さんからの呼びかけはいつやってくるかは分かりません。
寝不足と運動不足になっても仕方がありませんね。
運動不足になっていると、日常の普通の生活に支障をきたすケースも多々あります。
・平らな道を歩いてる最中につまずいた
・ほんの少し歩いただけで疲れる
・お散歩が億劫(おっくう)に思える
以上のことが一つでも当てはまれば、産後の歩行の悩みとしてとらえる必要があります。
ここでは快適にスイスイと歩ける、元気はつらつなママになる方法を述べます。
妊婦さんになり、お腹が大きくなるにつれ、膝を高くあげる行動がしにくくなります。スタスタ・スイスイと歩行するためには膝を高く上げて歩行する必要がありますが、大きくなる下腹部がその動きを阻害します。
動きが悪くなった箇所は、使われない筋肉になるので筋力が低下します。
妊娠中のママさんは、まさに身を削って小さな新しい命を育んでいるのです。
二足歩行の生き物であるヒト、直立での生活が多いヒト、移動手段のメインは後ろ足である「足」なので、お腹が大きくなってくると歩行手段である足が弱くなってしまいます。
お腹が大きくなってきた妊婦さんの動きは、妊娠していない時と比べるとかなり制限されます
中でも足の付け根である鼠径部(そけいぶ)、太ももの筋肉は動かせなくなります。動かせなくなった箇所の筋肉はしなやかさを失って硬い筋肉になります。
硬くなった筋肉は、「伸びない」性質が強くなります。伸びない筋肉に付着している関節は大きく動くことができなくなり、結果として「体全体の動き」が悪くなるのです。
日常生活の中でも欠かせない「歩く」に、支障をきたすのです。
動きやすい足の筋肉を作る
骨盤から下は、どの部分も歩行には欠かすことのできないパーツですが、中でも太ももの筋肉と鼠径部のしなやかさ、つまり筋肉の柔らかさが欠けてくると膝が高く上がりません。膝が高く上がらないとつまずきやすい歩行になります。
解消するためには太ももの前面と鼠径部のストレッチが有効です。
立った状態で足を前後に開きます
↓
上半身を垂直に保ちながら、ゆっくりと腰を下ろします
↓
特に太ももの前面が伸びるのを意識して伸ばしましょう
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反対側も同様に
もちろん、筋トレや有酸素運動も健康的な歩行のためには大切な要素ですが、まずは硬くなったモモの筋肉と鼠径部をしなやかにして動きやすい体を構築していきましょう。
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